2022年4月29日、保健省はオフィシャルレター第2213/BYT-DP号を発行した。これにより、国内医療申告(国内交通機関や公共の場所、レストラン等)は一時的に停止されるが、それぞれの地域は、引き続き監視や迅速な検査及び発見を行い、感染が発生した場合には、所定の対応を行うものとする。
国内医療申告の一時停止は4月30日から適用されるが、これは感染数及び死亡者数の著しい減少や12歳以上の96%以上がワクチン接種を受け、ワクチン接種率が高水準にあること、現在 5〜11歳のグループにワクチン接種を進めていること、ワクチンが現在流行するSARS-CoV-2ウイルスの変異株に対して有効であることを根拠としている。
医療申告は、5K対策(マスク着用、消毒、距離の確保、医療申告、密の回避)とも呼ばれ、Covid-19の流行以降、保健省が適用していた5つの防疫措置の1つである。したがって、医療申告の一時停止により、ベトナムでの防疫措置は4Kのみとなっている。
これに先立ち、2022年4月26日、保健省は、2022年4月27日0時からすべての国境ゲートにおける入国者の医療申告一時停止に関するオフィシャルレター第2118/BYT-DP号も発行している。