買い手が商品を返品する際に発行済インボイスを減額又は差し替えるために、売り手は返還インボイスを発行する必要がある;政令第15/2022/ND-CP号に基づきVAT減税対象商品の業者間割引インボイスの作成に関するガイダンス

01/09/2023 ニュース Editor

2023年7月19日、ホーチミン市税務局はオフィシャルレター 第8999/CTTPHCM-TTHT号を発行した。詳細は以下の通りである。

買い手が不適切な仕様・品質により商品を返品する場合のインボイス作成について

  • 組織又は個人が商品を購入し、売り手がインボイスを発行し、買い手が商品を受け取ったものの、 その後、商品の仕様・品質が不適切であり、商品の全部又は一部を返品しなければならない場合、売り手は発行済インボイスを減額又は差し替えるための返還インボイスを作成し、売り手及び買い手は、返品される商品について明記した合意書を締結する必要がある。
  • 2022年12月31日より前に購入された商品は8%のVAT減税対象となり、2023年1月1日以降に買い手が不適切な仕様・品質により商品を返品する場合、売り手は、8%VAT税率で返還インボイスを作成する必要がある。

政令第15/2022/ND-CP号に基づくVAT減税の対象となる商品の業者間の割引インボイスの作成について

  • 事業所が顧客向けに業者間の割引を適用し、8%のVAT減税対象となる商品を2022年に販売したが、2023年1月1日以降に業者間割引インボイスが発行された場合、
  • 2023年1月1日以降の最後の購入時又は次の購入時に割引額が計算される場合、販売された商品の割引額は、インボイス作成時点で適用される法律の規定に従い、課税価格及び税率の内容は調整される。
  • 2022年に購入した商品が2023年1月1日以降に割引額が計算される場合、売り手は販売時点の8%のVAT率で調整・適用するために新しいインボイスを発行する。