2020年7月21日、バクニン省税務局は固定資産の一部を解体する際の必要書類、手続き及び会計処理方法について、オフィシャルレター第2332/CT-TTHT号を発行した。詳細は下記の通りである。
当該固定資産がロッカールーム、トイレ、レストルーム及び車庫等を含む倉庫で、それぞれを区分管理せずに1つの固定資産コードで管理しているケースにおいて、現在の使用状況に合わせて倉庫の改修を行う必要があることから、企業は、車庫を解体した上で倉庫を最新ものに建て替えたいと
考えている。この場合、車庫の解体によって倉庫の取得原価を減額することができる。企業は法定の手続き(書面による車庫解体の決定及び資産の清算に関する決定・記録等)を全て遵守し、資産の残存価値及び解体資産の売却による収入(ある場合)を確定しなければならない。関連書類に基づき、会計担当者は法令に規定された固定資産管理書類を作成しなければならない。
固定資産の取得原価の減少及び資産清算による収入(ある場合)の会計処理は、財務省発行の2014年12月22日付通達第200/2014/TT-BTC号「企業の会計処理に関する指針」第35条3.2項の規定に基づいて行うものとする。