2021年4月29日、バクニン省税務局は、オフィシャルレター第757/CTBNI-TTHT号を発行した。詳細は以下の通りである。
企業が、外国のパートナー(以下、外国当事者という)に商品を提供するために輸出契約を締結し、当該商品に関する全ての支払いを受ける。その後、当該商品の使用中、外国当事者が商品の欠陥や品質不良、使用できない商品であることを発見し、当該商品を外国当事者の国内において処分した場合、当該企業は、外国当事者に対して受け取った代金を返金する。さらに、当該企業が契約及びその他の合意に基づき、外国当事者へ補償金を支払う場合(提供した商品の欠陥や品質不良、使用できない商品であることを発見し、当該商品を外国当事者の国内において処分したことに起因する場合)、外国当事者は、受け取る補償金に対して外国人契約者税を納付しなければならない。また、当該企業は、外国当事者に代わって申告及び納税を行う責任を負う。
一方、当該企業が外国当事者に対して、受け取った代金の返金を行うものの、不良品供給に関する責任を負わない場合、外国当事者に対する上記返金は外国契約者税の課税対象外となる。