2021年11月1日、ホーチミン市保健局は、工業団地、経営・生産施設におけるCOVID-19感染防止プランに関する一時的なガイダンスであるオフィシャルレター第8095/SYT-NVY号を発行した。詳細は以下の通りである。
工業団地、経営・生産施設は、操業中の予防措置遵守及び監督のため、企業内に医療チームを設置するか、もしくは医療機関と提携し、以下の予防原則を適用しなければならない。
労働者ついて
以下のいずれかの条件を満たすこと
‐労働者が十分な回数のCOVID-19ワクチンを接種していること
‐労働者がCOVID-19ワクチンを少なくとも1回接種しており、所定の接種間隔経過後に2回目接種を受ける計画があること
‐SARS-CoV-2に感染していた労働者で、感染からすでに回復し、規定の隔離措置及び医療監視を完了していること
輸送手段について
+労働者の輸送車両
‐輸送用車両は、労働者の輸送の都度、消毒しなければならない
‐運転手及び助手は、適切な回数のCOVID-19ワクチンを接種していなければならず、接触記録を毎日作成しなければならない
+労働者が自力で移動する場合、法定の5Kを厳格に遵守しなければならない
職場について
+換気が容易な職場を形成し、職場の換気を確保する設備を配置し、外部からの感染予防を行わなければならない(体温測定、医療申告等)
+労働者は5Kを遵守し、作業中は最低1mの距離を保たなければならない
+食事はシフト制とし、指定の席に座り、2 mの距離を保たなければならない。また、向かい合って座らず、仕切りを設置し、食堂に出入りするルートを分けなければならない
本オフィシャルレターの付録では、これらの施設でCovid-19の感染者(F0)が発生した場合における、4つの処理プロセスを次のように規定している。
ステップ1:F0を一時的に隔離ブース又は隔離エリアに隔離し、地域の保健機関に直ちに連絡する
ステップ2:F0の健康状態を確認する
ステップ3:F0の情報を「COVID-19感染者及び隔離対象者管理システム」に登録する
ステップ4:F0が発生したエリアの活動を停止し、消毒を行い、全てのF1に対し検査を実施する